吾有事 サングロウ Fog 活性生酒 2023BY(ラストヴィンテージ)

-商品詳細-
原料米
:出羽燦々
精米歩合
:50%
Alc度数:13度
製造元:奥羽自慢(山形県 鶴岡市)

開栓注意、噴出注意の暴れ鳥!
阿部龍弥 奥羽自慢での最後の酒!!
全国5店舗限定クール便必須
吾有事 サングロウ Fog 活性生酒 2023BY(ラストヴィンテージ)



とある1本の素晴らしい酒が終売になる事からこのサングロウは始まりました。
阿部龍弥(現 葵酒造製造責任者)、カネセ商店(新潟県 長岡市)、当店の3人が熱い想いを持って復活プロジェクトが始動。
そして2021年に「サングロウ」として復活を遂げました。
全国2店舗だけでの販売でしたがリリース直後から個人のお客様、飲食店様問わず大好評を頂き、不安が一瞬で吹き飛びました。
翌々年には須田商店(埼玉県 上尾市)、酒工房とめ河(大阪府 岸和田市)、酒ハウスモリモト(徳島県 徳島市)の3軒が仲間に加わり、一躍全国へと羽ばたいていく事となりました。

これからも永続的に続いていくかと思われたサングロウでしたが、奥羽自慢で製造責任者を務めていた阿部龍弥が蔵を離れる事に。
あの時、涙を目に一杯に溜めて頭を下げた彼の姿を僕は一生忘れる事はないでしょう。

彼が蔵から離れるという報告を受け、真っ先に頭をよぎったのはサングロウの事でした。
仲間も増え、製造量も増え、いよいよこれから…というタイミング。
しかし、サングロウを続けていく気にはどうしてもなれませんでした。
阿部龍弥の酒に感動し、あの酒をもう一度世に出したい、多くの人とあの感動を分かち合いたい、そんな想いからスタートしたサングロウが彼以外の人間が醸した物では成立するはずもなく…

こうしてサングロウは2023BYの醸造をもって製造を終える運びとなりました。
これまでサングロウを通して多くのお客様と御縁を頂ました。
そんな方々の期待を裏切ってしまう形になってしまった事、またこのご報告も大変遅くなってしまった事、心からお詫び申し上げます。

サングロウを醸していた阿部龍弥は現在、事業承継を経て新たなスタートをきった新潟県長岡市の「葵酒造」酒蔵の製造責任者としてまた酒を醸しています。
先日葵酒造のファーストビンテージリリースパーティーに参加させて頂き、彼の新たなスタートを目の当たりにして、サングロウ終売の件をこのまま有耶無耶する事はできないな、と思いこの一文を作成するにあたりました。

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瓶内二次発酵特有のナチュラルな泡立ち。
ガス感と一緒にサングロウらしい檸檬を思わせるキュートな酸味が弾けます!
グレープフルーツ感ある爽やかなニュアンスに澱のドライさが加わり、ボディも僅かに厚みを増したような…でも圧倒的に軽やか!
食前~食後と全時間帯でお楽しみ頂けるかと思います。

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現在の蔵在庫を持ちましてサングロウは終売となりますが、どんな形であれまた皆様にご紹介したいという想いです。
阿部龍弥が奥羽自慢で醸した最後の酒、サングロウ。
是非お手に取って頂ければ幸いです。

まるはち酒店 大内誠


〜ご購入頂いた方は必ずご覧下さい〜
吾有事 サングロウ Fogの開栓方法について


-吾有事 サングロウ 誕生までのおはなし

2019年 初夏。
僕と同い年の阿部 龍弥(りゅうやん)が醸造責任者を務める奥羽自慢から、度肝を抜かれる1本の酒がリリースされました。

その酒の名は「吾有事 純米吟醸13」。
冷、ぬる燗、ICE BOX割…etc、どんな飲み方でも心地よく、個性があり、身体に染み渡るボーダレスな味わい。
「ニューモダン」「次世代の酒」という言葉がしっくりとくるその酒に、僕は一瞬で虜になりました。
事実、晩酌は13しか飲まない時期があったほどです(笑)

翌年。
進化を遂げた13のリリース案内を今か今かと心待ちにしていた僕にりゅうやんから連絡が。
「今季、13は造れません…」。
まさに青天の霹靂。
あんなに旨い酒がどうして?

どうして分かってもらえない?
どうして僕はお客さんに伝える努力をもっともっとしなかった?
どうして?どうして?どうして?

そんな悔しさと喪失感が込み上げてきたのをはっきりと覚えています。
今思えば、りゅうやんも相当に悔しくて、苦渋の決断だったんだろうなぁ…

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そして、13の製造終了に僕と同じく悔しさと、13を失う事に大きな危機感を持った男がもうひとり。
新潟県 長岡市の酒販店、㈱カネセ商店 菊口 靖啓 社長!
僕が3年間たくさんの事を学させて頂いた酒販店であり、公私ともにお世話になりっぱなしの大恩人です。
「こんな旨い酒が世から消えるのはおかしいじゃねぇか!やるぞマコ!!」
「あたぼーですよ。や り ま す か !!!!」
こうして、新潟の㈱カネセ商店と、山形のまるはち酒店、全国2店舗限定のオーダーメイドという形で13の復活を決意!
僕たちの想いをりゅうやんに伝えると
「実はブラッシュアップしたレシピはもうあるんです!前回の13を超える酒を造ります!」と頼もしい言葉が!
こうして13の復活と進化に向け僕らは動き始めました。

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僕はネーミングやラベルデザイン、りゅうやんは酒造りと発売における社内調整、菊口社長はスーパーアドバイザー(笑)として、毎日のように連絡を取り合い、3人であーでもないこーでもないと「大人が本気で遊ぶ」を地で行ったワクワクだらけ日々を過ごしました!
こうして、クリアしなければならない山積みの問題を一つ一つ達成していきました。

因みにこの素敵なラベルを形にしてくれたのは、カネセ商店飲食店部門の元スタッフで酒田出身の「しーちゃん」。
幾度となく(ほんとに10や20じゃきかないくらい)お願いした修正依頼に嫌な顔一つせずに最後の最後まで良いモノにしようとしてくれました!しーちゃん、ありがとう!

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僕らの酒がR2BY 奥羽自慢 最後の仕込みとなり、皆造を迎えた四月十五日。
僕はいてもたってもいられず蔵にお邪魔していました。
酒蔵特有の凛とした空気の中、製麹の段階から味を確認させてもらっていた醪が静かにポンプを通りヤブタへと。
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上槽開始から数分後。
ヤブタの側に2人並んで正真正銘の「搾りたて」を試飲。
りゅうやんは「予想通り、いや予想以上に良い出来です!」と安心したように小さくガッツポーズ。
その隣で僕は何度も無言で口へと運び味を確認しているフリをして、込み上げてくるナニかを必死に堪えていました(笑)

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「Sunglow」
朝日のように清らかに、
夕日のように暖かく、
サングロウを飲んで頂いたみなさんに沢山の
輝きを与えられるように、と願いを込めて名付けました。
「吾有事 純米吟醸13」の想いを引き継ぎ、細部に至るまで大幅にブラッシュアップし進化を遂げた熱情の酒「吾有事 サングロウ」。

いよいよ発売です!!
”太陽の輝きを放つ熱情の酒”を是非お楽しみください!!


<製造元>
奥羽自慢㈱
〒997-0346 山形県鶴岡市上山添神明前123

醸造責任者 阿部 龍弥

<販売元>
㈱カネセ商店
〒940-2402 新潟県長岡市与板町与板乙1431-1
電話 0258-72-2062
https://www.kanese.com/
まるはち酒店
〒993-0087 山形県長井市横町4-25
電話 0238-88-2025
https://www.sake-maru8.com/
須田商店
〒362-0002 埼玉県上尾市南113
電話 048-775-5210
https://shop.sudashoten.com/
酒工房とめ河
〒596-0002 大阪府岸和田市吉井町3-16-22
電話 072-445-6034
https://tomekawa-sake.ocnk.net/
酒ハウスモリモト
〒771-0143 徳島県徳島市川内町中島77-3
電話 088-665-1612
https://lit.link/sakehousemorimoto