吾有事 サングロウ 火入れ 2023BY(先行予約分)
原料米:出羽燦々
精米歩合:50%
Alc度数:13度
製造元:奥羽自慢(山形県 鶴岡市)
想いを引き継ぎ、さらなる進化を遂げた熱情の酒!
これぞサングロウ!大本命の火入れVer.!!
先行予約商品全国5店舗限定
有事 サングロウ 火入れ 2023BY(先行予約分)
発売日:2024年4月17日
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サングロウは2021年にスタートしたばかりのお酒です。
とある1本の素晴らしい酒が終売になる事からこのサングロウは始まりました。
熱い想いを抱いた3人の男たちの手によって…
昨シーズンから3軒の酒販店さん仲間が加わり、全国各地へと羽ばたき出したサングロウ!
昨シーズンの勢いそのままに4シーズン目も開幕します!!
今シーズンは
・直汲みVer.
・火入れ
・Fog(活性うすにごり生酒)
の3種をリリースいたします!
発売日は今年も4/17(奥羽自慢 製造責任者りゅうやん33歳の誕生日。)!
当店も4/17から3種を同時に発売いたします!!
2024年2月27日。
今季で4シーズン目となる「吾有事 サングロウ」の上槽と直汲みの為、鶴岡市の奥羽自慢さんへお邪魔してきました。
今年は初めて取扱い店の全員が奥羽自慢さんに集結!
北から順に、
新潟 カネセ商店 様
埼玉 須田商店 様
大阪 酒工房とめ河 様
徳島 酒ハウスモリモト 様
何も起こらない訳がない面々で前夜祭から大盛り上がり!
自分も含め、みなさんの名誉の為に詳しくは語りません(笑)
飲んで食べて、しっかり英気を養いました!
翌作業日の朝は全員が気合いたっぷりで集合!
久しぶりに蔵に来た取扱店さんもいらっしゃったので軽〜く蔵見学からスタート。
の予定が、酒のプロが集まれば軽く済むハズも無く…
そんなこんなでまずは正真正銘「しぼりたて」を全員で試飲!
乳酸感に包まれたシトラスを感じさせる爽快な香り。
口に含んで「うわ…懐かしい〜〜」と思わず呟いてしまいました!
初年度である2020BYを思い出させる完熟のレモン感。
ジュワッと舌の両端が刺激させるジューシーさに圧倒的なまでの軽やかさと味キレ…
しぼりたての為やや味わいに固い印象もありましたが、発売する頃には甘味と旨味の輪郭がクッキリと出る事でしょう!
いや〜〜〜〜とても楽しみ!
サングロウには毎年ワクワクさせれられます!
他の取扱い店のみなさんも同じように笑顔で試飲されていたのが印象的です。
特にカネセさんとは「なんか懐かしいよね〜。懐かしいけどしっかり進化してるし…りゅうやんってやっぱ化け物だね(笑)」と盛り上げりました!
一通り試飲も終わり「じゃあやりますか!」といよいよ作業開始!
今シーズンは人数も多いので2チームに分かれての作業です。
ピシッとした緊張感が漂う中、ただ黙々と作業に没頭する面々。
聞こえるのは柄杓でお酒を汲んでボトリングする水音だけ…
まるで神聖な儀式のように淡々と想いを込めて汲んでいく…
なんて訳がなく(笑)
「そっちのチームなんか早くねぇか?ズルしてんじゃないの!?」
「あっやべっ!!溢れた…」
「はいw1アウト〜www」
「見て!こんなにギリギリ!溢れる寸前!」
とまぁ、あっちでもそっちでも笑い声が絶えず大盛り上がり!
なにせ5軒分の為かなりの本数…
醸造責任者のりゅうやんは「今日中に終わるかな〜」と心配していましたが、笑い合い、互いに足を引っ張り合いながら(笑)も着々と汲む!
汲む!!
溢rじゃない、汲む!!!!
汲みまくる!!!!
りゅうやんが汲みまくって手首を…かと思ったらギャルピースでした(笑)
昼食休憩を挟みつつ、作業開始から6時間程…
日が暮れる前に作業完了!
今年は大きなトラブルもなく、ビショビショになる人もおらず、無事終える事ができました!
実は作業中何度かジーンっときてました。
こんなに沢山の笑い声が響く中、同じ未来を見据える仲間達と直汲みできる日がくるなんて初年度は微塵も想像できませんでした。
4年前。
飲んで頂いたみなさまに「朝日のように清らかに、夕日のように暖かく、沢山の輝きを与えられるように。」と願いを込めて「サングロウ(Sunglow)」と名付けました。
でも初年度の発売からずっと、酒屋として、人として、輝きをもらい続けていたのは他ならぬ自分でした。
毎年サングロウを通して様々な出会いがあります。
そして今年もたくさんの出会いがあるはずです。
新潟から、
埼玉から、
大阪から、
徳島から、
そしてここ山形から、
みなさまの元へと羽ばたいて行きます。
サングロウを通してみなさまとお会いできる日を楽しみにしております!
発売日は4/17(月)。
りゅうやん33歳の誕生日です。
発売まで今しばらくお待ちください。
-吾有事 サングロウ 誕生までのおはなし
2019年 初夏。
僕と同い年の阿部 龍弥(りゅうやん)が醸造責任者を務める奥羽自慢から、度肝を抜かれる1本の酒がリリースされました。
その酒の名は「吾有事 純米吟醸13」。
冷、ぬる燗、ICE BOX割…etc、どんな飲み方でも心地よく、個性があり、身体に染み渡るボーダレスな味わい。
「ニューモダン」「次世代の酒」という言葉がしっくりとくるその酒に、僕は一瞬で虜になりました。
事実、晩酌は13しか飲まない時期があったほどです(笑)
翌年。
進化を遂げた13のリリース案内を今か今かと心待ちにしていた僕にりゅうやんから連絡が。
「今季、13は造れません…」。
まさに青天の霹靂。
あんなに旨い酒がどうして?
どうして分かってもらえない?
どうして僕はお客さんに伝える努力をもっともっとしなかった?
どうして?どうして?どうして?
そんな悔しさと喪失感が込み上げてきたのをはっきりと覚えています。
今思えば、りゅうやんも相当に悔しくて、苦渋の決断だったんだろうなぁ…
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そして、13の製造終了に僕と同じく悔しさと、13を失う事に大きな危機感を持った男がもうひとり。
新潟県 長岡市の酒販店、㈱カネセ商店 菊口 靖啓 社長!
僕が3年間たくさんの事を学させて頂いた酒販店であり、公私ともにお世話になりっぱなしの大恩人です。
「こんな旨い酒が世から消えるのはおかしいじゃねぇか!やるぞマコ!!」
「あたぼーですよ。や り ま す か !!!!」
こうして、新潟の㈱カネセ商店と、山形のまるはち酒店、全国2店舗限定のオーダーメイドという形で13の復活を決意!
僕たちの想いをりゅうやんに伝えると「実はブラッシュアップしたレシピはもうあるんです!前回の13を超える酒を造ります!」と頼もしい言葉が!
こうして13の復活と進化に向け僕らは動き始めました。
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僕はネーミングやラベルデザイン、りゅうやんは酒造りと発売における社内調整、菊口社長はスーパーアドバイザー(笑)として、毎日のように連絡を取り合い、3人であーでもないこーでもないと「大人が本気で遊ぶ」を地で行ったワクワクだらけ日々を過ごしました!
こうして、クリアしなければならない山積みの問題を一つ一つ達成していきました。
因みにこの素敵なラベルを形にしてくれたのは、カネセ商店飲食店部門の元スタッフで酒田出身の「しーちゃん」。
幾度となく(ほんとに10や20じゃきかないくらい)お願いした修正依頼に嫌な顔一つせずに最後の最後まで良いモノにしようとしてくれました!しーちゃん、ありがとう!
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僕らの酒がR2BY 奥羽自慢 最後の仕込みとなり、皆造を迎えた四月十五日。
僕はいてもたってもいられず蔵にお邪魔していました。
酒蔵特有の凛とした空気の中、製麹の段階から味を確認させてもらっていた醪が静かにポンプを通りヤブタへと。
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..
…
上槽開始から数分後。
ヤブタの側に2人並んで正真正銘の「搾りたて」を試飲。
りゅうやんは「予想通り、いや予想以上に良い出来です!」と安心したように小さくガッツポーズ。
その隣で僕は何度も無言で口へと運び味を確認しているフリをして、込み上げてくるナニかを必死に堪えていました(笑)
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「Sunglow」
朝日のように清らかに、
夕日のように暖かく、
サングロウを飲んで頂いたみなさんに沢山の輝きを与えられるように、と願いを込めて名付けました。
「吾有事 純米吟醸13」の想いを引き継ぎ、細部に至るまで大幅にブラッシュアップし進化を遂げた熱情の酒「吾有事 サングロウ」。
いよいよ発売です!!
”太陽の輝きを放つ熱情の酒”を是非お楽しみください!!
<製造元>
奥羽自慢㈱
〒997-0346 山形県鶴岡市上山添神明前123
醸造責任者 阿部 龍弥